部屋の片隅からでてきたnaivepop or petitfool のカセット


naivepop or petitfool  http://naivepop.jp/index.html



とにかくこの自らが主となるという完全なるDIY精神でしょ、やっぱ。
なんか作り手側のワクワク感が伝わってくるもん。
もう10年以上前のものだけども、そんなワクワク感は色あせていない。



おまけのチョコレートは劣化しちゃってるけどもね・・

abcdefg*record    http://www.abcdefg-record.net/index.html

あ、そういえばPOOH STICKSにもチョコレート入りのEPとかってありましたよね。
中古で購入して既にチョコバーがBOXの中でボロボロだった記憶が・・
捜してみようっと..

冬は嫌いだ。
寒いから。
まったくもって、寒さなんてもんは
体に良くないに決まっている。
体は震えるし、指先は冷たくなるし、
だいいち暖房器具の前から動きたくなくなるもん。

そいでもって、深夜に近所の松屋なぞで、バツイチの同級生とバッタリ会ってしまった日にゃ、
「あっ、お前もか・・」みたいな変な安心感と同時に、何だかやるせない冷たい風がピュ〜と吹き抜けてゆくものだ。
きっと互いにそんなことを一瞬の内に感じているのであろう。
あ〜寒いってなんだかイヤですね・・・




「40過ぎのおっさんが、ひとりで寂しいねー」

「うるせー、お前だって変わらねーだろうが」

「だいたい女なんてロクでもねえよ」

「はぁ?ロクでもねぇのはお前だろ」


などと、当たり障りの無い会話をして黙々と飯を流し込むのである。
酒でぶくぶくと太っちまったそいつには以前の凛とした面影が無い。
あ〜でも自分だってきっと最悪な顔をしてるに違いないさ。
もしかしたら、感じた変な安心感ってのは、
互いに「コイツよりはまだマシか・・」みたいなヘンテコな優越感ぽい感じなのかも知れない。
「なんかコイツ惨じめだよな〜」といった感情を互いに抱いているのである。
まったくもって深夜というのは滑稽さが似合う。
また、深夜の松屋っていうのがそれにピッタリの場所だということに気がついた。



頭の片隅で、昔よくビデオ屋のエロコーナーでコイツと会ったなぁ・・と思い出していた。
でもその感覚は「あっ」ではなくて、「おっ」みたいな感じだった。
「おっ、お前もか・・」みたいな連帯感みたいな仲間意識がそこにはあったのだ。

でも今回の深夜の松屋は違った。
それはまるで、ビデオ屋のエロコーナーで、
先輩にバッタリと会ってしまう様な感覚に似ていた。
お互い「あっ・・」てな、行き場の無い目線。
(でもしっかりと、この先輩何借りてるんだろうか・・と、さりげなくチェクしてるんだぜ。)
わかるかなーこの感覚
しかもフレンドリーな先輩ならまだしも、
さんざんと威圧的なことをされてきた先輩だとホント「あっ・・あ〜↓・・・」てなってしまう。
最悪すぎる。あの感覚にどこか似ているのかも知れない。

そいでもって寒さっていうのが、またその悲壮感をより際立たせてゆくのだ・・
あ〜まったくもって冬なんて嫌いだ。

そういうことにしておこうよ。

「無職だと1日があっという間に過ぎ去ってゆく・・」

てなことを高崎ゾンビ(a.k.aちば映画祭副代表)が以前に言っていたけども、
無職だろうと働いていようとそんなことは関係ない。
こればっかりは誰にだって平等に月日なんてもんはあっという間に過ぎ去ってゆくものなのだ。

そんな日々のなか
ここから逃げ出してやるぜ・・みたいな、暴力脱獄主人公のルーク・ジャクソン気取ってみたとしても
所詮、食って寝て射精して気がつけば独りぼっち・・てな具合の堂々巡りの仕組み。

※暴力脱獄Cool Hand Luke


「人生に期待しちゃダメだ」

そんなこんな言ってもさぁ、
アレ。もしかしたら、あの娘はオレのこと好きなんじゃないか・・とか、
アレ。もしかしたら、オレって才能あるんじゃないか・・とか、
期待っていうか、大いなる勘違いってやつですか、
どうしてもなっちゃいますよ。

だけども、こんな風にあんな風になっちゃうのかしらとか脳内で軽く考えてるだけならいいのだが、
やっぱ、真剣に考えるのは良くないなと。
そんなことを考えて夜も眠れません。みたくなると、
超現実を知った瞬間
ホントおもいっきり凹みますからね・・

いくら好きだなんだとか勝手にほざいてても
所詮、相手からどうでもいいと思われていれば、
すぐさまサヨナラですから、
当たり前ですが、一緒にいることさえも出来ないんですよ。
なんか間違って、ナニかを形にして世に出そうもんなら、
無関心という名の攻撃で痛手をくらいますからね。
「ナニコレ・・くだらねー。」とか「頭おかしいんじゃないの・・」とか
才能や魅力ない人間にとって
現実はやっぱ無情ですよ。
そこに勘違いしてブっ込んじゃうとホント大やけどしちゃいますよ。
他人に関心あるフリだけして、きっと誰もが自分のことで手いっぱいですよ。
もうそういうことにしておいて下さい。
そんなこと真剣に考えてたらほんと精神によろしくない。
鬱だなんだっていう元凶は、もしかしたらばそこいらにあるのかも知れませんね。
ホント都合のいい時にだけ「神サマ仏サマ」ってブツブツ言うのは
もういいかげんヤメにした方がいいと思う。
いっそのこと「あ〜やりたいやりたい」とか、「あ〜ゴニョゴニョ」って言いながら
脳内オナニーでもしている方がまだ精神的には健康的かと。

僕みたいに、好きになった娘がクリスチャンだったからって
利己的な不純すぎる理由だけで、バプテスマしちゃうような人間には、
超現実というもんが見えなくなっていて、
暴力脱獄のルーク・ジャクソン気取ってみても、
結局は、ゆで卵あんなに食べれないのです。

はい。

どこにも行けないのです。